九重”夢”大吊橋

阿蘇から国道212で,九重町に向かう。
のんびりとした田舎風景をみながら,ひたすら走る。
本日の昼飯もコンビニ。
今回も鳥ごはん。
Q-syuはほんとに鳥が好きなようだ。
おもしろい飲み物。その名は”炭酸ボンベ”。パッケージがガスボンベにそっくり。
強めの炭酸のサイダー。
味はイマイチだが,アイデアは二重マルだ。
九重町にはやまなみハイウェイを通って入る。
九重には昨今で一番人気の九重”夢”大橋がある。
九重”夢”大橋は町の山間部に建設された吊橋。
なにがあるかというと,吊橋があるだけ。
交通機関でもこれを通って,どこかにいけるものではなく,ただ渡るだけの橋なのである。
なにもなかった町に出来た観光名所。
なので,周辺道路は生活道路ばかりなので,狭い道しかない。そんなところへ沢山の観光の車が押し寄せるので,すごい渋滞となる。狭いのですり抜けもできない。しばらくは車と同じ速度で渋滞を我慢しなくてはならないのである。
地元の人はきっと迷惑しているだろうが,このブームはそう続かないと思う。もう少しの辛抱である。
やっと来ました。九重”夢”大橋。なんといっても日本一の吊橋である。
長さ 390m(日本一)
高さ 173m(日本一)
幅1.5m(しょぼい)高さはゴジラより高いのだ。
ゴジラが九州に上陸したら,ここに来れば助かるかもしれない。たぶん,下から火炎放射に焼かれて焼き鳥の気分を味わうことになると思う。
遠くに大きい滝が見えるなど,気持ちのよい景色が広がる。
橋から下までは170mあるので,下をみるとけっこう高い。
橋もゆれる。最初は気になるのだが,すぐに慣れる。
長いけど,幅1.5mしかないので,橋はとても混む。最初は景色などみたりゆっくり進むのだか,半分もすぎると飽きてくる。
ちなみに料金は往復で500円。片道のみのキップはない。
渡りきったところにあるのは売店と駐車場のみである。だから向こうへ渡ったとしても,せいぜいトイレか売店で買物するしかない。そして,また再び橋を渡り戻るしかないのだ。
もちろん,途中で引き返しても同じ料金。
けっこうよい商売。飽きられないうちに稼ぐしかないのだ。
客は日本人だけでなく,韓国,中国の観光客も多い。
さすが日本一の吊橋。ワールドワイドなのである。
日本一・・・・ん,まてよ明石海峡大橋は世界一の吊橋だったよな。世界一は日本一ではないのか?
ボクシングみたいに世界ランキングと日本ランキングとは別のものなんだろうか?それとも誰も気がつかないだけか。疑問だけが残る。
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